ダイエット美容

40代女性におすすめ!ダイエット効果を高めるサウナの入り方

ダイエットをするなら「楽に」続けられるものが良いですよね。

 

私も「〇〇するだけ」というダイエットには、ついつい興味をそそられてしまいます。

 

そこで今回は、最近何かと話題になっている「サウナ」に挑戦してみました。

 

これまで私は「サウナ」というと、年配の方が何十分もじーっと入りテレビを観ている空間に見えており、正しい入り方も知りませんでした。

 

サウナは正しい入り方をすれば、美容にも健康にもプラスになってくれるのです。

 

これから「サウナ」によるダイエット効果についてご紹介いたします。

 

「サウナで期待できるダイエット効果は?」

 

「40代には何が良いの?」

 

「サウナの種類によってどんな入り方が良いの?」

 

このような疑問にお答えしたいと思います。

 

サウナ発祥の地フィンランドでは「女性が一番美しいのはサウナから出た後の1時間」と言われているそうです。

 

健康のために役立つことも古くから知られており、疲労回復やストレス解消など様々な身体効果があります。

 

サウナでは運動と同じような血行促進効果老廃物排出効果があるので、「楽に」ダイエットができるのか詳しく見ていきましょう。

 

 

目次

サウナで期待できるダイエット効果

サウナそのもので痩せられるわけではありませんが、痩せやすい身体づくりには役立つようです。

 

新陳代謝アップで痩せやすい体質に

サウナ後に休憩をとると、新陳代謝を促進させる甲状腺ホルモンの働きが活発になります。

 

代謝が上がると糖質や脂質をすぐにエネルギーに変えられるため、脂肪が残りにくい体質になれるということです。

 

サウナによって心拍数が上がることでも、身体はよりカロリーを消費しようとする働きもあります。

 

また血行促進により老廃物や水分、塩分が排出されむくみ解消に繋がります。

 

私はサウナに入ると顔がシュッと引き締まるような気がしていましたが、顔のむくみが取れていたのだと思います。

 

乳酸を排出し、筋肉をほぐす

乳酸とは身体の中で糖を分解した際にできる生成物です。筋肉でも生成されますが、肉や魚介類、ヨーグルトなどの食品にも含まれています。

 

乳酸が溜まると脂肪が燃焼されにくいと言われていますが、サウナでの発汗と血管の拡張は乳酸の排出に適しているそうです。

 

乳酸は酸素によって分解され、汗と共に排出されます。

 

血行が促進されるサウナでは酸素の摂取量も増え、効率よく乳酸が分解されるのです。

 

筋肉周辺の血行も良くなりほぐす効果もあります。筋肉痛の時にも効果的。

 

 

40代に嬉しいサウナの3つの効果


サウナに入る一番のメリットは「温熱効果」を得られることです。​​「温熱効果」には疼痛緩和、血行促進、免疫力増加などの作用があります。

1. 血流が2倍に

2. ストレス解消

3. HSP(ヒートショックプロテイン)が増加

 

血流が2倍に

年齢を重ねていくと、血圧や血行を気にされる方も増えて来るようです。

 

もし、あなたも肌荒れやシミ、肩こりが気になっていたら、それは血行不良が原因かもしれません。

 

サウナに入ると温かい空気が全身の皮膚を刺激するので、血管の収縮と拡張をコントロールしている交感神経の働きが強まります。

 

その結果新陳代謝が促され、血流は安静時の2倍近く亢進!

 

血液は身体の細胞に酸素や栄養を送ります。そして筋肉疲労物質を分泌し、老廃物が洗い流され、肩こりなどさまざまな体調不良が改善されるのです。

 

血行が促進されると、肩こりなどの筋肉のこりの改善、疲労の回復、冷えの解消にも繋がります。

 

更に冷水との交代浴を繰り返すと血管が広がり、心臓と血管のポンプ機能が鍛えられ、血圧が正常値に近づきます。

 

特にサウナに入る前に30分の運動をすると、より効果が高くなるようです。

 

ストレス解消

サウナでの発汗とリラクゼーションでは、リラックス効果も得ることができますよ。

 

まず、リラックスモードに入るためのカギ「副交感神経」について触れたいと思います。

 

「副交感神経」は「交換神経」と共に働く「自律神経」のひとつです。

 

これらは私たちの身体で24時間休まず働いてくれているシステムです。

 

車で言うと緊張状態で活発になる交換神経がアクセル、リラックス状態で活発になる副交感神経がブレーキとしてよく例えられます。

 

どちらかだけの働きが強すぎることなく、バランスがとれていることが大切です。

 

高温のサウナは交感神経を活動的にし、精神状態をシャキッとさせてくれます。

 

その後水風呂に入り身体を冷やすと、先ほどの「交感神経」に代わり「副交感神経」が優位に。

 

副交感神経が優位になると、血管拡張、血圧降下、心拍数低下などの機能が働き、筋肉のこわばりが解け、身体がリラックスモードになります。

 

精神的にも安らぎ、その日のより良い眠りにも導いてくれるでしょう。

 

HSP(ヒートショックプロテイン)が増加

サウナで得られる効果として近年、特に注目されているのが「HSP」ヒートショックプロテインの増加です。

 

HSPは1960年代、熱によって増えるたんぱく質として発見されたのが始まりで、その後の研究でHSPには何種類もあることも分かってきました。

 

HSPは身体の再生に対して良い効果があると言われています。

 

私たちの身体にある約60万個の細胞はほとんどがたんぱく質でつくられていますが、病気やストレスなどで障害が起こると、たんぱく質の機能を失ってしまいます。

 

その機能を修復し、正常なたんぱく質に元通りに治してくれるのがHSPなのです。

 

細胞を修復する作用、免疫増強作用、抗炎症作用などがあります。

 

サウナで汗をかきはじめ体温が38℃を超え、その後も一定時間体温の身体が保温されるとHSPが放出されます。

 

HSPを高めておくと、ストレスによる傷害を防いだり軽度に済ませてくれるほか、疲労回復、美容効果にも期待できるそうです。

 

サウナの種類と入り方

どのサウナを利用する時にも、まずは頭と身体を綺麗に洗ってから始めるのがマナーです。

 

サウナの空間では汗や老廃物が流れてくるのでエチケットとしてはもちろん、発汗作用を促すためにも外の汚れは落としておきましょう。

 

その後は水滴が毛穴を塞いでしまわないよう、しっかりとタオルで拭くことを忘れずに。

 

サウナでは大量の汗をかくので、入る前にも水分補給をし脱水症状を防ぎましょう。

 

ドライサウナ

日本で一般的な「サウナ」のことです。

 

乾燥した室温は80〜100℃の高温に設定されており、サウナストーブやサウナストーンを木製のベンチで囲まれていることが多いです。

 

ベンチが3段に設置されている場合は、熱い空気の性質上座る段によって温度が変わります。

 

湿度も低く、短時間で血行促進効果が見込めます。

 

利用時間は5〜12分が目安です。温度や湿度にもよるので無理のない程度に、脈が通常時の2倍になったら出るのが安全でしょう。

 

遠赤外線サウナ

「遠赤外線サウナ」は、遠赤外線ランプからの「放射」を利用したサウナです。

 

設定温度は60〜70℃とやや低めですが、遠赤外線は人体に吸収されやすいので効率よく身体を温めることができます。

 

身体に負担が負担がかからず、交感神経を激しく刺激することもありません。

 

冷え性や免疫機能向上におすすめのサウナです。

 

基本の入り方はドライサウナと変わりませんが、出た後は水風呂よりも25〜30℃のぬるま湯で身体を冷やすのがおすすめです。

 

ミストサウナ

お湯を霧状(ミスト)にして部屋に充満させ、身体を温めるサウナのことです。

 

温度は40〜60℃、湿度は100%にもなる潤い溢れるサウナです。

 

アロマや果物、漢方などの香りと組み合わせると相乗効果も期待できます。

 

湿式サウナに属し、低温環境で楽しむことができるサウナなので、肌や喉にも程良い刺激で利用できます。

 

入る前に湯船に浸かり、毛穴を広げておくと良いでしょう。

 

5〜10分を目安に入った後5〜6分の休憩、これを3回ほど繰り返します。

 

気持ちがリフレッシュされることでしょう。

 

ロウリュウ

ロウリュウとはフィンランド式サウナの入り方で、サウナストーンにアロマ水をかけた時に立ち昇る蒸気を浴びる方法です。

 

アロマ水の良い香りで脳を活性化させる効果もあるそうです。

 

温度は80℃以下のところが多くドライサウナに比べると低温ですが、湿度が高いので髪や肌を乾燥で痛めません。

 

サウナに入っている時間は10〜15分。15分以上入るとかえって疲労すると言われています。

 

日本のサウナ文化では巨大うちわで仰いで熱波を送るなどのサービスもあり、これからの進化も楽しみなサウナです。

  

 

サウナに入る時の注意点


・マナーを守る

・こまめに水分補給

・休憩をとる

・食事直後、飲酒後は利用しない

・持病や体調の変化に気を配る

 

◯マナーを守る

サウナに入る前には必ず身体を洗いましょう。携帯電話など余計なものは持ち込まないこともマナーです。

 

◯こまめに水分補給

サウナに入ると発汗量が増えますので、水分補給を忘れずにしましょう。

 

◯休憩をとる

水風呂から上がった後はゆっくりと休憩をとりましょう。

 

サウナ、水風呂、休憩を繰り返すことで、サウナ用語の「ととのう」ディープリラックス状態になります。

 

◯食事直後、飲酒後は利用しない

食後に入ると、胃腸系に集中している血液が分散され健康上よくありません。

 

飲酒後は脱水による熱中症や血圧の急激な上昇にも影響するので大変危険です。

 

サウナ後の飲食は太りやすくなっているので注意。

 

◯持病や体調の変化に気を配る

体調が悪い時、怪我をしている時はサウナに入ってはいけません。

 

サウナは病気を治すものではないので、無理は禁物です。

 

まとめ

40代におすすめのサウナのダイエット効果を紹介いたしました。

 

40代では「痩せやすい身体づくり」をすることがポイントです。

 

新陳代謝が促され血行促進に繋がるサウナは、まさに健康な身体を目指す40代女性にぴったりです。

 

ドライサウナ、遠赤外線サウナ、ミストサウナ、ロウリュウなど様々な種類を楽しめます。

 

身体が温まると放出されるHSP(ヒートショックプロテイン)は、細胞の修復を促し免疫機能の改善や美肌にも役立ちます。

 

サウナでリラックスしながら、健康と美容の維持を楽しんでくださいね。

 

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